病棟の看護師と産業看護師は何が違う?

私は健診機関の保健師なので、
みんなが想像しているオフィスにいる保健師とは違うと思います。
もうアラサーになって、自分のキャリアを考える時期だと思い、
なんとなく話を聞いたり経験していることから感じることをまとめたいと思い始めました。

先日神戸大学の「産業看護職のキャリア開発についての一考察」という論文を読みましたので、
その内容も踏まえて書いていきたいと思います。

★産業保健師は臨床看護師や地域保健師よりも自律性が高い
結局臨床看護師は医師の指示の元動かなければならない。
正直指示がわかってて、指示くださいって言うことも多いけれどw
それに比べて産業保健師は、医療行為が皆無に等しいので(診療所があれば別だけどw)
自分の思うように働くことができるのが特徴だと思う。
もちろん資料を配るにしても、健康教育の内容にしても、
一度医師に医学的な面で見てもらうために確認はするけれど、
まず「資料を配る」ということも「健康教育をする」ということも保健師が提案をすることができる。
今の職場は会社との契約でソレラを実施するのに会社にお金をもらう必要があるので、
こっちが勝手にすることは出来ないけれど。。
自分の会社であれば企画して実施するまでは色々な険しい道のりはあるだろうけれど、可能性がゼロというわけではない。
クリエイティブな仕事をしたい人に凄くいいと思う。

★みんなの中に産業保健師像がない
「看護師」っていうと血圧計ったり、採血したり、患者さんの着替えを手伝ったり。
いろんなことが思い浮かぶと思う。
でも「産業保健師」って言われても多分みんなあんまり具体的には思い浮かばないと思う。
だからこそ、自分を0から作っていくことができると思う。
逆に企業の専属保健師の場合周りが非専門職だから「保健師」という専門性を理解してもらえず、
自分のやりたいことをやることが出来ない可能性もある;
だから求人サイトの産業保健師の業務内容欄に「簡単な事務作業」とかって書いてあったら、
「保健師」が欲しいんじゃ無くて「何となく医療の知識がある事務員さん」が欲しいんだなって思います。
まあある意味入ってからこんなはずじゃなかった!とリアリティショックに繋がることもあるかもですね。

★中々目指すべき産業保健師像と出会えない
看護師の時は「プリセプターさんみたいになりたい」とか「認定看護師とりたい」とか。
身近に色んなパターンの人がいて、私はどういうキャリアを作っていこうかなって、
考えるための材料がたくさんあるんだよね。
でもホントに産業保健師、全然同じ分野の知り合いが少なくて;
私世代の人って本当に少ない。20代の産業保健師この地域に何人居るんだろう。
学会に行っても正直おばさま世代ばっかり。
関東とかに行けば若手産業保健師の勉強会とかあるから、一回行ってみたいなーと思う;
先輩世代も、結局あんまり話したことがないからどういう人かわからないし。
目指したいと思うまでに至らない;

★何を勉強して良いかわかんないw
これは地域の保健師さんもそうなのかな?
私が今勉強したいなと思って何をどうやって勉強しようか悩んでいること。
禁煙について・成人への教育について・栄養(食事)について
心電図について(これは病棟にいたときからの課題;)
肥満(ダイエット)について、動脈硬化について
予防接種について・特殊健康診断や有害物質について
職場巡視の視点(環境調整について)

結局自分の強みを何にするかっていう所だよね。
元々整形出身だし運動に関することとか?とも考えて、
運動生理学を勉強したいとも思っているんだけど。中々良い本に巡り会えず;
むしろスポーツ栄養とかの方が勉強しやすいかな?とも思っている。

と、まあこんな感じです。
来年3年目だし、色々職場の環境が変わりすぎて。。転職を考える日々。

★転職したらやりたいこと
年収を上げる、自分の興味のある学会に入って総会にいく。
関東の勉強会に行って知り合いを作る。
人と直接会う機会をたくさんつくる。